PR2は、どこまで洗濯をやってくれるか

カリフォルニア大学バークレー校のPR2は、これまでも洗濯物を畳めることで知られてきたが、このたび洗濯作業の最初の部分、つまり汚れた服を洗濯機に入れることもできるようになったという。『IEEEスペクトラム』が伝えている


このビデオを見ると、PR2はカゴの中からひとつずつ服を取り出し、洗濯機に入れ、最後にカバーを閉じている。

しかし、洗濯作業はこれだけではない。PR2はごく最初と最後の部分ができるようになったのだが、やって欲しいことはまだまだたくさんある。たとえば、洗剤を入れる、洗濯の終わった服を乾燥機に移す、乾燥機から服を取り出すといったこと。また、このビデオでも洗濯機のドアをちゃんと閉めたのかどうかは怪しい。

汚れた服も、テーブルの上に置かれていればいいが、床に落ちていたりするとダメらしい。ただし、これはPR2のデザインによるもの。もっと手が長かったりすると可能かもしれない。

それにもうひとつ。PR2はタオル1枚を畳むのに20分かかる。待っているとイライラするだろう。だが、日中出かけている間に山のように積まれた洗濯を済ませておいてくれるのなら、動作がノロくても嬉しいはずだ。ロボットはだんだん頼もしくなってきた。

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