国立サンディア研究所は、オープンソース・ロボット技術を利用

政府関連の技術開発や導入を伝える『ザ・ビジネス・オブ・フェデラル・テクノロジー』によると、エネルギー省傘下のサンディア国立研究所は、エネルギー節約型モーターを利用した2本脚ロボットを開発している。

このロボットは、来年のDARPAロボティクス・チャレンジ(DRC)に参加はしないものの、被災地での救援タスクを遂行するロボットに貢献する技術を持つと同ラボは述べている。同開発プロジェクトはDARPAの補助金の元に進められている。来年6月の決勝戦の際には会場に展示される予定。

同ラボでは、災害救助用のロボットを2体開発しているという。これはサンディア高効率伝導プロトタイプ促進研究(STEPPR)の一環として進められているもの。

これらロボットには、オープンソース・ロボティクス財団(OSRF)が関わり、エレクロトニクスとローレベルのソフトウェア開発を行っているという。ロボットの設計は公開され、広く世界のエンジニアやロボット開発者からのインプットを得る計画という。

省エネルギーは、ロボットのジョイントを動かすアクチュエーターの熱効率化によるもの。高トルク重量比を備えたブラシレスDCモーター、低い速度伝達比、各ジョイント用に設計された受動的メカニズムによって達成されているという。

 

 

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