2013/04/29
人は、ロボット虐待に感情が揺さぶられる
カテゴリー: ニュース
ドイツのデューイスブルク・エッセン大学の脳科学者らの研究によると、人はロボットが虐待を受けている様子を見ると、否定的な感情がわき起こってくるのだという。
この研究は、fMRI装置をつけた被験者が、恐竜ロボット「プレオ」が逆さ吊りされたりプラスティック袋を頭からかぶさられたりしている上のようなビデオを見せられた。その結果、脳は女性が虐待を受けているビデオに似た反応を見せたという。
人はロボットに感情移入し、ロボットは老齢者や子供のコンパニオンとして寄り添う。そんなロボットと人間の関係がありえることが、証明されたということになる。
『IEEE Spectrum』の記事は、ここ。