アーカイブ: ウォーリア・ウェブ

エクソスケルトンにはソフト・ロボット技術を

『ロボビジネス』は、2014年がエクソスケルトン(外骨格)開発には大きな転換期になったと伝えている

Robot - exoskelton

軽量で動きやすいソフトなエクソスケルトンの実用化が待たれる(http://www.roboticsbusinessreview.com/より)

続きを読む

『ロボビジネス2014』会議レポート<その2>会場でみかけたロボットたち

今回の『ロボビジネス2014』展示場には、80社近いロボット関連会社が出展していた。目立ったのはヨーロッパからの参加。また、ロボット開発をサポートするテスト施設、設計・製造支援会社なども見られ、現在のロボット業界の幅広さが感じられた。

以下に会場で見かけたロボットをご紹介しよう。

タグを展示するエーソン社のブース。こうして見るとかなり大きい。

タグを展示するエーソン社のブース。こうして見るとかなり大きい。

続きを読む

兵士補強スーツ(外骨格)の評価テストが完了

DARPA(国防総省高等研究開発局)は、2011年からウォーリア・ウェブ(兵士用補強スーツ)プログラムを進めてきたが、その下で開発されたプロトタイプの評価テストが終わったと、『カーツワイルAI』が伝えている

Credit: DARPA

Credit: DARPA

このスーツは、時に100ポンド(45キロ)もの荷を背負って、荒れ地を長時間歩き続けることもある兵士たちの負担と怪我を減らすことが目的とされている。戦闘服の下に身につける柔らかく軽量な服で、荷の重量を分散させ、関節を安定させ、兵士が自然な歩調を保てるようにするために複数のテクノロジーを統合したもの。それでいて消費電力は100W以下という設定だ。

DARPAによるウォーリア・ウェブのコンセプト(credit: DARPA)

DARPAによるウォーリア・ウェブのコンセプト(credit: DARPA)

評価テストのためにも5ヶ月が費やされ、複数のカメラで兵士の動きをキャプチャーして検討が行われたという。今後は、補強スーツを生産し実際の戦闘地でのパフォーマンスがテストされる。


Copyright © robonews.net