スネーク・ロボットを脚にすると?
スネーク・ロボットというコンセプトは、生物に発想を得て思いもつかないかたちや動きを想像するのに役に立つだろう。そのスネーク・ロボットを脚にしてロボットを作るとどうなるか。
そんなロボットをカーネギー・メロン大学ロボット研究所のバイオロボティクス・ラボが作った。Cnetが伝えている。
このロボット「スネーク・モンスター」は、DARPA(国防高等研究計画局)の補助金を受けて行われている開発で、昆虫のように6本の脚を持つ。その脚がヘビ型ロボットだ。
ビデオでは、上や横方向からかかる外力に反応したり、ガレキにも似た雑多なモノの上を進んでいくさまがわかる。
ビデオの説明では、「各ジョイントのシリーズ・エラスティック・アクチュエーター(SEA)によって位置/速度/トルク制御が同時に行われ、脚を3本ずつ(トライポッド)交替に動かして前進するコンプライアント・モーションが可能になった」とある。
カーネギー・メロン大学ではモデュラー型スネーク・ロボット(Modsnake)を数々開発しており、それがこんなかたちで応用されることになったわけだ。