トヨタTRI-ADのCEOには、ジェームス・カフナー氏が就任

トヨタが自走者のソフトウェア開発のための拠点、TRI-AD (Toyota Research Institute-Advanced Development)を東京に設けることは、アメリカでも広く報じられている。『テッククランチ』『ザ・ヴァージ』『BGR』などをご覧いただきたい。

(http://www.tri.global/より)

 

自走車技術については、シリコンバレーかピッツバーグが研究や開発拠点として話題になるばかりだったが、ここへきて「東京」が出てきたのは、嬉しく期待が高まる。

トヨタがTRIをシリコンバレーに創設したのは2016年だったが、それ以来全米の大学との共同研究、AI投資のためのベンチャー・キャピタル設立、OSRF (Open Source Robotics Foundation)への協力など動きが速い。TRI-ADも、28億ドルを注ぎ込み、いずれ社員を1000人まで増やすという。社員は、新規採用に加え、トヨタ、TRI、アイシン、デンソーからも加わるという。

CEOに就任するのは、TRIでCTOを務めたジェームズ・カフナー氏。同氏のバックグラウンドについては、ロボニュースでも以前取り上げたことがある(2014年11月時点のもの。同氏はその後TRI創設と共に同社へ移籍)。日本にも馴染みの深い人物だ。

詳細は、トヨタによるプレスリリース:日本語英語

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