ロボットアームで3Dプリントする建造物
スウェーデンを本拠とする建設会社スカンスカと、イギリスのラフボロー大学の革新的製造および建設研究センター、有名な建築設計事務所であるフォスター・アンド・パートナーズが協力して、3Dプリントできる構造物のためのロボット装置やデザインを設計している。『アーキデイリー』が報じている。
スウェーデンを本拠とする建設会社スカンスカと、イギリスのラフボロー大学の革新的製造および建設研究センター、有名な建築設計事務所であるフォスター・アンド・パートナーズが協力して、3Dプリントできる構造物のためのロボット装置やデザインを設計している。『アーキデイリー』が報じている。
テレプレゼンス・ロボットを開発するダブル・ロボティクス社は、ロボット操作を試してみたい人々のために自社内にデモ・ルームを設けている。そこから抜け出して逃走を試みたテレプレゼンス・ロボットがいたと、『ビジネス・インサイダー』が伝えている。
主立ったロボット公開企業の株をまとめたロボストックスについては、以前お伝えしたことがあるが、10月末からヨーロッパでも公示されている。『ザ・ロボット・レポート』が伝えている。取引されているのは、ロンドン株式市場。
ロボストックス・グローバル・ロボティクス&オートメーションUCITS指数は、82社のロボット開発企業株から成り、そのうち47%は産業ロボット、33%は情報テクノロジー産業、11%は医療サービス産業、5%はエネルギー産業、4%は一般消費者向け産業という。
人気のドローン開発会社パロット社が、12月1日に発売する新しいビーボップ・ドローン。この製品のテスト飛行を『IEEEスペクトラム』がビデオで伝えている。
製造業に次いで、農業はロボットが進出する有望な市場。これからの世界の人口増加に備えて食糧供給を増やす必要があり、そのためには農業の生産性を高めなければならない。そのためにロボットの役割は期待されている。
『ザ・ロボット・レポート』が、農業ロボットを開発する27社のプロフィールを掲載している。苗植え、収穫、鉢移動、雑草除去、刈り込み、自走トラクター、ドローンなど、ロボットの種類はさまざま。
カリフォルニア大学バークレー校のPR2は、これまでも洗濯物を畳めることで知られてきたが、このたび洗濯作業の最初の部分、つまり汚れた服を洗濯機に入れることもできるようになったという。『IEEEスペクトラム』が伝えている。
アマゾンは、配送のためのロジスティクスの最大限効率化にいつも注力していることで知られる。配送センター内で棚を持ち上げて、箱詰め作業員のもとまで運ぶロボット技術を開発したキヴァ・システムズ社を、2012年に買収したのもご存知だろう。
しかし、今でも棚から目的の商品を自動的に取り出すピッキング技術は、ロボット業界でも難問中の難問。そこで、アマゾンはこのピッキング・ロボットの開発者を対象とした「第1回アマゾン・ピッキング・チャレンジ』というコンテストを開催するという。チャレンジは、来年シアトルで開催されるICRA 2015(5月26〜30日)で行われる予定。
『テクノロジー・レビュー』が、人間の助けを必要とするロボットについて報じている。
このロボットは、カーネギー・メロン大学のマニュエラ・ヴェロソ教授の元で研究されているコーボット(Cobot)だ。コーボットは、研究室にやってきた客を受付で出迎えるのだが、その後は何かと人間頼りである。
フロリダの研究所IHMCは、昨年のDARPAロボティクス・チャンレジ(DRC)で2位を収めたチーム。そこでアトラスが、片足で立ってバランスを取っている様子がビデオに収められている。
これは、映画『空手キッド(邦題はベスト・キッド)』の主役ダニエルをまねたもの。闘いに挑む前のポーズだが、バランスのアルゴリズムによって実現した。頭はケーブルで留められているものの、150キロのアトラスが片足で立っている様子は迫力。
インテルは、切手サイズのコンピューティング・プラットフォーム「エディソン」を使ったウェアラブル製品のコンテスト「Make It Wearable Challenge」を開催した。
コンテストは今年2月にスタートし、未来的なアイデアを考案するビジョナリー・トラックと、実際にプロトタイプを作り上げる開発トラックの両方でアイデアを受け付けた。
選考委員はインテルのブライアン・クルザニッチCEOのほか、プロ・テニスプレーヤーのヴィーナス・ウィリアムズ、北米ルイ・ヴィトン会長、ナイキのマーケティング重役など豪華な顔ぶれ。そして、先頃、上位3位までの受賞作品を発表。それがいずれもロボットっぽいので、ご紹介しよう。
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