地震の第一報を伝えたのは、ロボ・ジャーナリスト
米時間3月17日早朝に、ロサンゼルス地域でマグニチュード4.7の地震があった。これを地元新聞『ロサンゼルス・タイムズ』のサイトに最初に伝えたのはロボットだった。『スレート』が報じている。
米時間3月17日早朝に、ロサンゼルス地域でマグニチュード4.7の地震があった。これを地元新聞『ロサンゼルス・タイムズ』のサイトに最初に伝えたのはロボットだった。『スレート』が報じている。
カナダのマニトバ大学ウィニベグ校のヒューマン・コンピュータ・インタラクション研究室が、面白い実験を行った。人間とロボット上司のどちらの言うことに、人は従うかというものだ。『IEEEスペクトラム』が伝えている。
フランスのアルデバラン・ロボティクス社のヒューマノイド・ロボット「ナオ(NAO)」は、プログラムを教える教育現場で人気のロボット。これまでは、高校や大学の研究室向けに出荷されてきたが、このたび一般向けにも発売を開始した。『ロボハブ』が伝えている。
現在出ているのは、4代目の「NAO Next Gen」。一般向け販売に合わせて、値段はこれまでのほぼ半分になり、アメリカでは7999ドル。2台のHDカメラを搭載して顔を認識し、アームを動かして動作を入力できる。
個人向けにはちょっと高いが、いろいろプログラムして楽しめるのならばと、欲しくなるホビイストもいるだろう。
国際宇宙ステーション(ISS)に搭載されているヒューマノイド・ロボット、ロボノート2(R2)の話題をふたつ。
ひとつは、R2が医師として活躍すべく開発が進んでいるという内容。『スペース』が伝えている。R2は宇宙飛行士らの仕事を船内、船外でサポートするために搭載されており、これまでもいろいろなタスクを遂行してきた。そこに加わるのが医療らしい。
レゴを使ってこんなロボットも作れる。『ザ・ヴァージ』が、先日イギリスのバーミングハムで開かれたサイエンスフェアで、ルービック・キューブを3.253秒という世界記録で組み立てたレゴ・ロボットについて伝えている。
キックスターターで約11000個の予約販売を受け、140万ドル以上を調達したプレイアイ社が、シアトルのマドローナ・ベンチャー・グループ、およびボストンのチャールズ・リバー・ベンチャーズから合わせて800万ドルの投資を受けたという。『ザ・ロボット・レポート』が報じている。
『ホスピタル・パーチェス・ニュース』が、看護士の病院での仕事がロボット利用によってより患者に向けられるかを調査した結果を報じている。
それによると、看護士が1日に病院内を歩行する距離は、普通病棟で3.89マイル(6.26キロ)、ICU病棟で5.13マイル(8.26キロ)という。また、看護士が実際に患者の傍ですごす時間は31%に過ぎず、残りの時間は移動、必要品を探す、医療記録のデータ入力などの付加価値のない作業に費やされているという。オーストラリアの同様の調査でも、患者のために過ごす時間は37%だったという。さらに、患者に薬品を供給している時間を含め、看護士の仕事は中断されることが多く、作業は断片的になりがちという。
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