2014/02/25
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産業用ロボット
アメリカとメキシコの国境は、違法薬物が行き来する警戒スポットでもある。だが、どんなにパトロール員を配備し、カメラを設置し、ドローンを飛ばしても、見えないものがある。それは地下のトンネルだ。だが、そこで今、ロボットが活躍している。『ニューヨークタイムス』が伝えている。

国境地域で、地下のトンネルを探索するロボットが活躍(http://www.nytimes.com/より)
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2014/02/24
ウィロー・ガレージのCEOを務めていたスティーブ・カズン氏は、サヴィオーク社というロボット・スタートアップを創設している。「人を助けるロボット」、「身体障害を乗り越えさせてくれるロボット」を目指しているようだ。
そのカズン氏がブログで、「ウィロー・ガレージで学んだ教訓」を10項目挙げている。参考になることも多く、またサヴィオキキ社が何をめざしているのかを感じられるので、要点を転載しよう。数字が10から始まっているのは、最後にいくほど重要度が増すという意味。

サヴォイキ社のサイト(http://www.savioke.com/より)
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2014/02/24
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ロボット研究
ウィロー・ガレージが先月、正式に幕を閉じた。創設者のスコット・ハッサンがフルタイムでスータブル・テクノロジーズ社のCEOに就任して、ウィロー・ガレージは役割を終えたという。『ビジネスウィーク』が伝えている。

(http://www.businessweek.com/より)
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2014/02/23
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ロボット研究
『ガーディアン』紙が、レイ・カーツワイルのプロフィールを紹介している。
カーツワイルは「シンギュラリティー」という、人間と機械がひとつのものとなる瞬間が訪れると提唱してきたAI研究者。医学にも関心を持ち、人間はいずれ不死身になるという説の持ち主でもある。
そのカーツワイルがグーグルのエンジニアリング担当ディレクターに就任することが昨年発表されて、世間を驚かせた。

レイ・カーツワイル氏(http://www.theguardian.com/より)
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2014/02/23
シリコンバレーでロボット関係者のためにさまざまなイベントを開催しているのが、シリコンバレー・ロボティクスという非営利団体だ。ロボット産業でのイノベーションと商業化をサポートすることを目的として設立され、100近い企業と世界的な研究所、そして個人会員が加盟する。
地元のロボット関連企業が自前のロボットを見せる「ブロック・パーティー」は、数々のロボットと数々のロボット関係者が一堂に会する年に1度のお祭りだ。それ以外にも、ロボットのスタートアップを支援する多様な活動を行い、ロボット関係者をむすぶ要のような存在である。
シリコンバレー・ロボティクスのマネージング・ディレクターを務めるアンドラ・キーイ氏に、シリコンバレーとアメリカのロボット事情の現在を聞いた。

アンドラ・キーイ氏は、ヒューマン・システムズ・エンジニアで、シドニー大学で人間とロボット文化を専攻。ロボット技術の推進に貢献してきた。ロボットのスタートアップ事情に詳しい。
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2014/02/23
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産業用ロボット
国際ロボット連盟(IFR)が、昨年第4四半期の結果から、2013年に売れた産業ロボットは16万8000個だったと推定している。これは前年度比5%増という。『ロボハブ』が伝えている。
成長を牽引しているのは、自動車産業、食品および飲料産業、建設関連産業。また、大きな進展が見られたのは、新興市場とバイオメディカル産業という。
プレスリリースはここ。
2014/02/23
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家庭用ロボット
グーグルが新しい先端プロジェクト「プロジェクト・タンゴ」を発表、ディベロッパーたちにも開発を呼びかけている。『IEEEスペクトラム』が伝えている。
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2014/02/19
ブラジルで行われる今夏のワールドカップには、セキュリティー用にアイロボット社のパックボットも出動するようだ。『ロボハブ』が伝えている。

車の下、袋の中、パックボットは危険物を探す(http://www.irobot.com/より)
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2014/02/19
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ロボット研究 •
産業用ロボット
通信状況が不安定であるとか、タスクのプログラムが間違いを引き起こす可能性があるといった条件下で、複数のロボットを動かすマルチ・エージェント・システムをうまく機能させるのは至難の業だった。
マサチューセッツ工科大学(MIT)のコンピュータ科学および人工知能ラボ(CSAIL)の研究者らが、異なった制御プログラムの全体を最適化するシステムでこの問題を解こうとしている。『フィズ』が伝えている。
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2014/02/18
デンマークの高齢者施設が、お掃除ロボット利用で運営コストのカットに成功していると『ガーディアン』が報じている。
デンマークは高齢者介助のコスト削減に努めている。政府の目標は、「福祉現代化戦略」によって2020年までに120億クローナー(217億ドル)を削減すること。

高齢者施設ではコスト・カットにも貢献するお掃除ロボット(http://www.theguardian.com/より)
そうした中で、掃除ロボットによって65歳以上の高齢者介助コストが、一人当たり年間10851クローナ(約2002ドル)節約できたという。これは約20%のコスト・カットにあたる。テクノロジーの利用は、戦略の要のひとつ。
ある調査によると、デンマーク国内の公立高齢者施設のマネージャーのうち、84%がすでにお掃除ロボットを使っているか、間もなく使い始める予定という。お掃除ロボットは、高齢者がつまづいたりしないよう、主に夜間に利用されているらしい。
お掃除ロボットだけでなく、震える手でもカップを歩行器に載せられるコーヒーメーカーを導入しているところもあるという。ただ、手渡ししてくれないという苦情も出ているというが、施設側は、好きな時に自分でキッチンへ行ってセルフサービスしてもらう方向へ移行していきたいようだ。