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2014年たまっていたイベント・レポートまとめ<その4>『ソリッドコン(SolidCon)』

今年たまってしまったイベント・レポートのまとめをお送りする第4回。5月にサンフランシスコで開催された『ソリッドコン(SolidCon)』についてお伝えしよう。

ソリッドコンは、オライリー・メディアが開催した新しい会議。いわゆるIoT(インターネット・オブ・シングズ)と企業レベルのメイカー的開発、ロボットなどを混ぜ合わせた内容で、今年開かれたイベントの中でも最もおもしろかったもののひとつだ。

Robot - report4

リシンク・ロボティクス社の創業者兼会長兼CTOのロドニー・ブルックス氏

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現代のおもちゃロボットは、子供たちに考える力を与える

ウォールストリート・ジャーナルが、最近のおもちゃロボットをいくつか紹介している

取り上げられているのは、レゴマインドストロームE3、ロボニュースでも紹介したロモーティブのロモ、そしてオーボティックス・スフェロ2.0、そしてそんなおもちゃの部品になるリトルビッツだ。

スマートフォンを載せたロモ。小型のモバイル兼テレプレゼンス・ロボット。

スマートフォンを載せたロモ。小型のモバイル兼テレプレゼンス・ロボット。

ものづくりの好きな子供たちにとって、最近のおもちゃは格段と高度になった。スマートフォンが利用できたり、プログラムが可能だったり、またモーターやプロセサーが非常に安くなったおかげだ。子供たちも手を動かしながら学べるこの時代は、おもちゃの黄金時代だと、記事は興奮気味。

スフェロは、秒速7フィート(2.1メートル)で走る球体。直角に曲がったり、回転させたりもできる。

スフェロは、秒速7フィート(2.1メートル)で走る球体。直角に曲がったり、回転させたりもできる。

こうしたおもちゃロボットは、8歳の子供でも遊べるほどのシンプルさがありながら、かなり専門的な技術も盛り込まれていて、ロボット開発者やプログラマーを刺激するものだという。

リトルビッツのキットの一例

リトルビッツのキットの一例


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