ハンセン・メディカル社とクリアーパス・ロボティクス社が、新しい資金を調達。
『ザ・ロボット・レポート』によると、ハンセン・メディカル社とクリアーパス・ロボティクス社が、新たに資金調達をしたという。
ハンセン・メディカル社の調達額は3500万ドル。同社はシリコンバレーを拠点として、医療機器を開発する。末梢血管疾患や心臓不整脈の診断、治療のためのカテーテル・ロボットと遠隔操作のためのステーションなどの製品群を提供する。今回の資金は、すでに公開企業となっている同社が新たに発行した転換優先株とワラントによるとものという。
一方、クリアーパス・ロボティクス社は1120万ドルを調達。同社は、カナダに本社を持ち、可動ロボットを開発。主に屋外で用いられる自走トラクターやドローン、水中ロボットがこれまでの製品の中心だった。
今回の資金は、産業界でのマテリアル・ハンドリングへの進出に使うという。狙っているのは、ロジスティクス分野でのピッキング作業や収納作業のようだ。